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オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダーのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.5
再びOOO、いや、OOOどころか、電王が全てのライダーを呼び寄せる“オールライダー”。

ライダー生誕40年作品。40年の歴史がここに。
40年の全てが、全部、出てくる、全部。
どこ観て良いかわからないほどに。

もう、お祭り騒ぎ。ライダー側も悪の組織側も。
これはもうお祭りだと思って、何でもありのオールスター。

そもそも電王が自己主張が激しくて騒がしい“イマジン”引き連れてるテンション高めのシリーズだけあってそこに引っ張られる展開。

ただそう言う意味ではエイジが人ではないアンクとバディ組んでメダルの力でドタバタ苦難を乗り越えていくOOOシリーズと電王、実は相性が良いかも知れない。

電ライナーで時代を超えて旅をしていた電王たちに出くわし、一時的に一緒に旅をして戻ってみたら世界がおかしなことに。

ショッカー、ゴルゴム、、、歴代の悪の組織達が一堂に介し、「すべてをショッカーに統合し、すべての人類を排除する」と。

この時代設定、これはこれで熱い。これを作り出せるのは、そして、それを正せるのは、確かに電王の電ライナー、あってこそ。
悪の組織が結集したことで、ライダー達も集う道理ができる。

過去にOOOが取りこぼしたコアメダルがショッカーの手に渡り、更なる力を得てしまう。“ショッカーグリード”。世界のバランスが崩れ、人類の危機。

それを再び、電王とOOOが、過去に戻りながら、ライダー達と絆を生み出す。

やっぱり、なんだかんだ、最初の最初、原点、1号2号。彼らの渋さと心意気、強き正義。これが全ての始まりで礎。

彼ら2人の求心力というか、ブレない、そして、絶対に屈しない“スピリット”が、再びこの荒廃した世界を変える力となる。

マジでカッコいいわ、ライダー達。
めちゃくちゃ大ピンチになるけど、そこからの巻き返しがアツ過ぎる。

1号2号が、そして、子ども達が、、、。
「仮面ライダーは正義の味方」

決して悪が蔓延ることはない。
なぜなら、悪が生んだ正義の存在が必ず悪を打ち砕くからだ。

その力が電王に、OOOに、そして、他のライダー達に。そして、人々に、その想いを伝える。
やっぱり世代的にはブラックとRXが激アツ。泣きそうになる。

そして、、、、マジか、「サイクロン、ジョーカー」、、、2人で1人の彼らも本人登場、アツさにアツさを上塗り。
さらにさらに、“ライダー”だけではない展開。もう、もう、大満足特大パック状態。これはスゴい。

強いて言うなら、電王、佐藤健ではない、ことぐらいか。
とにかく、お祭り大フィーバー。
悪の力のインフレが尋常ではないが、ここまで揃いも揃い踏みならば、これぐらいやってくれないと。

「タカ、イマジン、ショッカー」
こんなお祭り状態でも存在感残すOOOとアンク。よく頑張った。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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