今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
というお馴染みのかぐや姫の物語を、かぐや姫は宇宙人だった!という設定でSF色を強く描いた市川崑監督作品
沢口靖子さんがとても儚く凛とした姫役を演じておりますが、古来の日本人的な美しさというよりは、やはり作風に合ったどこか"異質"な、浮世離れした美しさでナイスキャスティングと個人的には思います
デカデカとジャケにもあるんでネタバレでもなんでもないんですが、当時の特撮技術の集大成によるマザーシップが出てきた瞬間、どっと笑えます