かん

エレファント・マンのかんのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
3.9
エレファントマンの反応や言葉が純粋すぎて泣いてしまった。
化粧品使ってみてるとこ、人と話すとこ、芸術的なこと、演劇で感動するとこ、、かわいい

見せ物小屋でも医学会でも見せ物として扱われていたけど、最後後者では友人、家族とか親しげな雰囲気を感じてほっこりした
ただこの時代、差別とか障害についてのモラルがないから酷いなと思った
まず第一にそんなことを言わせる時代に腹が立つけど、最後の方に象じゃない、動物じゃない、人間だって言ってたのにも泣いた。そこまで自分を表現できるようなってよかった。そんな当たり前のことを当たり前の権利だと感じれてよかった。

女優は自分の利益でとった行動が、善としてやったのか。これをエゴというよね。世の中にはびこっている。

ただ最後の全部終わった、は何を意味する?
これ以上生きていられないと思ったのは最後の演劇すら見せ物だったからなのか、すべてをやり遂げたと思ったからなのか

白黒映画だからといってものたりさはなかった
かん

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