赤い下着

エレファント・マンの赤い下着のレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
3.6
リンチの映像表現のすべてがここに濃縮されてる。普段の何気ない騒音を曲団に研ぎ澄ませ不安を煽る不可解な音にするとか。奇妙な人間達を出して不気味さを強調するとか。カット割りの殆どにFadeoutを使うとか。後にリンチのすべての作品の基幹になる表現が荒いがすべて乗っている作品。特に凄いのがエレファントマンの演技をする役者さんの演技がリアルすぎるので感情移入しやすい。今だから映画館で見るべき作品。
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