闇に紛れる"注文の多い料理店"の世界。
2人の狩人は夜に暗い料理店に迷い込み中へと入っていくが…
岡本忠成監督作品。"アニメーションの神様、その美しき世界 vol.2＆3 川本喜八郎、岡本忠成監督特集"にて鑑賞、宮沢賢治原作による奇妙な作品をセルアニメーションで見事に表現しておりあっという間に世界に没入できた。全編が暗いせいか映る異様な看板の奇妙さや、光り輝くステンドグラスの美しさが際立つビジュアル力。そして一体どこに向かっているのだろうかという不安を感じるミステリアスで迷路のような店内に吸い込まれる。また終盤のぐるっと回すカメラワークが際立って見事だった。この世界観好きだなー。
