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ディープ・インパクトのsinのレビュー・感想・評価

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)
2.5
いわゆる隕石衝突モノです。この映画が公開された当時、隕石衝突モノとしてはブルース・ウィリス主演のアルマゲドンというものがあり、あちらが大々的に盛り上がる陰でひっそりと登場した映画でした。
ただ、あちらのエアロスミスの曲をバックに「さあ感動しろ!ここが泣くポイントだよ!」という演出があまり気に入らなかった一方、こちらの演出はわりとあっさりとしていて、隕石衝突という未来が判明してから人類がそれにどう対処するか、という物事が淡々と進み、その合間にいくつかの登場人物や家族の人間模様がくどくない程度に描写されます。
また、見る世代によってどの登場人物に感情移入するかが変わる映画だなと感じました。私は最初に見た学生の時は隕石を発見した少年、最近見たときはアナウンサーの女性に感情移入しました。ラストで、アナウンサーの父親が家族が幸せだった頃の話をするところはちょっとじんわりきます。
積極的に見ようとは思いませんが、やってるとつい最後まで見ちゃう映画です。
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