クリストフォルー

育子からの手紙のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

育子からの手紙(2010年製作の映画)
3.0
美少女タレントの通過儀礼ともいえる難病モノ映画だが、家族ではない視点が加わっている点が新味ではある。
ただ、実話原作が20年前の作品なので、手紙のやり取りが軸になる設定が、今に置き換えてしまうと携帯電話の存在と合わなくなるのを無視したかたちになっている。良い出来なだけに、無理に現在の話にしなくてもと思ってしまう。
とはいえ、宮崎香蓮はじめ、キャストは適役・好演なので落ち着いて観れる。ただ2つの状況を並行して描く分、深みに欠けた憾みはある。でもナカナカの秀作でした。 (2010年4月 劇場鑑賞}
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