公開順としては最後、シリーズ完結編。
★以下、シリーズ全体の感想★
ルークもアナキンもジェダイとして類まれなるフォースの持ち主で、性格も似ている。
ルークもアナキンどちらもダークサイドに堕ちるきっかけとなる出来事があった。なのになぜ、ルークは光の道を歩み、アナキンは闇の中へと堕ちてしまったのか。
2人の違いのは「仲間がいたか、いなかったか」という事。
ルークもアナキンも互いに尊敬できる師匠という存在はいました。ルークはハン・ソロやレイアという仲間がいました。でもアナキンはずっと一人でした。
アナキンにはパドメという伴侶が出来ましたが、彼女はアナキンにとってはあくまで「男として守るべき女性」という対象であり、仲間とは違います。むしろパドメの存在がアナキンの暴走を増長させてしまった。
ルークが道を踏み外しかけた時、仲間のハン・ソロとレイアという存在が踏みとどまらせてくれた。
だがアナキンが道を踏み外しかけた時、彼には悩みを共有できる仲間はいなく、一人で孤独に苦しみながら結果、道を踏み外してしまった。
「仲間」という存在は格別なモノで、「師匠」や「恋人・伴侶」ではフォローできない部分まで踏み込んで助け・支えてくれるものだと、この作品から教わった。