ヴレア

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のヴレアのレビュー・感想・評価

2.9
愛と絶望と希望と。

ひたすらおぞましく暗いエピソードである。
いかにダース・ベイダーは誕生したか、いかにジェダイは滅ぼされたか。
その一部始終を目撃する事になるのだが、やっぱりアナキンがただ愛と欲に狂っただけのバカに見えて全然共感できなかった。
そもそも、未来に死ぬかもしれない妻を救う方法を教えるから寝返れと暗黒卿に言われて素直に従っちゃうというのがどうも説得力に欠けるというか動機として弱い気がしてならない。
何にせよ、もう彼が最初から悪者にしか見えないって所が駄目だと思う。衣装からして真っ黒だし。
もっとこう、善人なんだけどどうしてもやむを得ない事情があって暗黒面に堕ちたっていうんならまだ意外性があって良かったが。
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