ついにアナキン闇堕ち。愛が重すぎるが故にジェダイへの不信感や自分の無力さに悩むアナキンを見ていると辛い。そして、それ以上にオビワンに対して同情してしまう。友として、父親として、弟として、師匠として、アナキンを評議会の誰よりも信用していたオビワン。最後は自分の手で闇に堕ちたアナキンと戦うなんて悲しい。アナキンがダースベイダーとなる前のオビワンと交わた最後の会話を見ていると本当に苦しくなる。
こうなることは避けられなかったのか。「フォースにバランスを齎す者」と決められた運命だったのか。ダースベイダーというキャラの背景の悲しさを見事に描き上げた映画だと思う。