No.3800
木下恵介については詳しくないんだけど、これは彼の作品群の中でも、やっぱり珍品なのか?
思ったよりバイオレンスでサム・ペキンパーかと思ったw
あるいは西部劇? アメリカン・ニューシネマ??
しかも、こんなバイオレンスになっちゃうまでの過程がもう・・・😢😢
でも、ただ荒々しいだけじゃなくて、構図が決まってて撮り方がかっこいいのよ。
まだ終戦から20年も経ってない中での本作のような映画は、なかなかぶっ飛んでるというべきか、なんというべきか。木下流の戦時中の総括か?
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音楽がまた奇妙奇天烈で頭おかしくなりそうになるw。
しかもほぼ全編、ノンストップで流れ続けるし。
音楽は監督の弟、木下忠司。
グーナドッティルのどこまでも陰鬱な劇伴が『ジョーカー』の世界観構築に大貢献したのと、ちょっと同じ匂いがする。
音楽のテンションはまったく両作で違うけどね。