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ルナ・パパのcのネタバレレビュー・内容・結末

ルナ・パパ(1999年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

キービジュアルから、コメディ映画だとばかり。コメディではあったんだけども。
散々楽しく可愛い気分にさせてからの、ラストに向けての露悪的なシーンの連続。

レイプ映画で、これまた文化や倫理観、宗教、年代の違いがあるわけで、
なんならマムラケットは行為後に、少女的な恋のような感覚を抱いてる描写がちょいちょいある。
レイプシーン、近くの男性客が笑ってて本当に最悪だった。あとやっぱりどうしても身籠った方が、「私が悪かった」「私のせい」と言うのは暗澹たる思いになる。最悪の気分だ
ラスト、悪と描写するものに対して、超常的な力で決着つけるのはモヤモヤした。社会問題に現実的であってほしかったのかもしれない。

とにかくキャラクターが良い。海を待ちながらでも思ったけど、キャッチーで好きになる。こんな可愛い人たち不幸にしないでくれ〜って思って憂鬱になった。

画もずっと良くて、車でも足でも走り回るし、見ていて気持ちがいい。爽快感がある。砂に埋められたアリクとマムラカット。ワンピースを買ってもらった後、車の上で着て家族に見せるシーン。魅力的な画が多い。

2本見て監督作品全部見たくなった。すごかった。
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