ルナ・パパの作品情報・感想・評価

「ルナ・パパ」に投稿された感想・評価

masa

masaの感想・評価

2.7
9割くらい意味がわからなかったけど、それでも一切退屈しなかったので、納得いかないけどすごい映画なんだと思います。考えるな、感じろ。の真骨頂。登場人物のやることなすこと突拍子も無いけど、どこか憎めない、癖のある人々です。
僕はこの作品の出会ってから、これ以上に好きだと言える映画にいまだ出会っていない。

画面の細部まで、あらゆる場面が愛おしい。
Okuraman

Okuramanの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「心の狭い、怖い顔の人間たち
...僕はゆく!」
チュルパンちゃんはタタールスタン出身のようで
色々と突拍子も無い展開だったけど
監督は ファンタジー映画として撮ったらしい。

紛争地帯? により唐突な人間の死
村の閉塞感
見えない「悪魔」戦う お兄ちゃん
排他的で不寛容な村人たち

ここでは無い何処かへ
子供とともに旅立っていった。
主人公

これはTSUTAYAの発掘良品に並んでも良いようなカルト映画な気がする
あまりのカオスっぷりに衝撃を受けたが中身は普遍的でどこか寓話のような内容。

愛おしい映画。

for our mothers
-Thank you for giving me life-

そう思えることは何事よりもポジティブであるかのように、血潮がたぎる生のリズムに、体内から踊りだした命の歓喜。

“生きる”って大変。ひとりでも大変なのに、絆が増えればもっともっと大変。そんな人生の意地悪なドタバタを、懸命にハチャメチャへと変える so lovely。新しい洋服を買ってもらたった時の、踊りたくなるような嬉しい気持ち、思い出しましょ♪

もしもこの映画を誕生日にプレゼントされたら、間違いなく恋に落ちると思う、最高のミラクル。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.5
チュルパン・ハマートヴァ目当てで。
1999年、ナント三大陸映画祭・グランプリ、東京国際映画祭・最優秀芸術貢献賞などを受賞。
女優を夢見る17歳のマムラカット(チュルパン・ハマートヴァ)は、パパと戦争で精神を病んだ兄ナスレディン(モーリッツ・ブライプトロイ)と3人で暮らしている。
楽しみにしていた演劇を見損なった満月の夜、森の中を歩いている時についてきた舞台俳優と名乗る男と一晩を明かし身ごもってしまう。
妊娠を打ち明けたパパは激怒し、村人からは淫売扱いされるマムラカット。
名前も分からない相手の男を、父・兄と3人で探し回るが・・
白いドレスで踊るチュルパン、妊婦姿のチュルパン、やっぱり可愛い!
中央アジア・タジキスタンで撮影されたという世界とファンタジックなラストシーンが最高でした。
pika

pikaの感想・評価

5.0
うぉぉぉぉ!!
こんな映画を見たかった!!というものが詰りまくってる大傑作!
愛おしい愛おしい、人生は辛い、社会も理不尽、でも生きている、世界中が受け入れてくれなくても家族という受け入れてくれる人がいる幸せ、言わせておけば良い、探せば良い、俺が父親になる、君と結婚したいんだ、飛べ!!
あぁぁぁぁ。。微笑ましく、笑えて泣く映画。
胸がいっぱい。。。

噂に違わぬどころかそれ以上にチュルパンちゃんがめちゃくちゃ可愛い!マジ可愛い!ホント可愛い!
彼女を愛でるだけでも偉大な価値のある作品であるが、彼女を信じ、守り抜く父と兄の愛らしさも素晴らしく、時折挟まれる息子のナレーションには心が洗われるし、出会ったクズ男が少女漫画のヒーローの如く様変わりする展開も至高。

これ以上に辛い現実があるとはいえ、村社会や宗教的観点などから普通の女の子に訪れる可能性のある「死にたくなるような悲劇」と言うにはあり得る不幸バランスがとてもリアルで、それを素っ頓狂な明るさとコメディ演出でまとめあげてるセンスが素晴らしすぎる。
不幸自慢や人の不幸は蜜の味的な人間心理を翻し、暖かい愛や人生の幸せをストレートに歌いきる切り口がたまらなく最高!
辛い辛い、人生において不幸はデフォルト、それを如何に無視して楽しさや喜びに焦点を当てるのか、同じ現実でもどうせ生きるなら愛と喜びを、生きる上でのガイドみたいな、出会えて良かった、もう離れたくない、私的に大切な作品になった。

シュールでコミカルなギャグみたいな演出に、なんだか敬愛する「らんま1/2」の味わいを感じられて隅々愛おしくたまらなかった。
ありがとうございました。この作品抱いて毎晩眠りにつきたい。愛おしい傑作。
McQ

McQの感想・評価

4.0
相手の顔も分からずして妊娠してしまった少女の父親探しの旅。

これもずっと観たかったもののVHSしか無し、、

ちょっと独特な雰囲気があるので、好みが分かれる作品ではないかと思います。

前提としてチュルパン好きであることが重要。

ドタバタコメディー風ですが、実際少女の身に起きていることは、物凄く深刻。

その後も容赦なく少女の心を傷つける。

ナンジャコリャーってことが次々と起こります。

ラストは衝撃、、

エンドロールの曲もまた独特センス!
「えーっ!ええーっ!ええええーーっ?!………はっ?!」
ってシーンが多いです。
でも嫌いじゃないんだなー。
なんだか「ライフイズミラクル」のシュールさに少し似ているかも。

お腹の子供の父親を探す話なんだけど、主人公の女の子がポジティブなのでこの作品は暗くならずに可愛い映画に仕上がってます。
ノスタルジックな雰囲気も好き。


お話の展開が強引なので賛否両論あるでしょう。
特にラストシーンは、驚きを通り越しておもわず笑ってしまうほど。
でも、監督のラストシーンに込めた思いを知って納得!

こういうシュールにぶっ飛んでる映画、大好き!
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