赤髭

パンズ・ラビリンスの赤髭のレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.1
デル・トロ監督ワールド全開のダークファンタジーホラー 🤩
内戦終了時のスペイン🇪🇸 強権政治フランコ政権の暗黒時代が舞台 ラジオ📻からノルマンディ上陸が流れるので1944年かなあ
主人公の少女オフェリアは冷酷無比の軍人の義父との生活に馴染めない ある日 昆虫が妖精🧚‍♀️に変身し導かれた先で迷宮の守護神パンと出会う 
パンからあなたは迷宮のプリンスと聞かされ 三つの試練を乗り越えて魔法王国に戻る事を聞かされるお話😉
ジャケ写とあらすじから良質な、ファンタジー作品を連想させられるが大間違い‼️
大人向けダークファンタジーのデルトロワールドにびっくりである🫢
まず クリーチャーが抜群にいい 気持ち悪いのである 妖精🧚‍♀️は怖いし パンも不気味
なんとパンにデルトロ監督は幼少期に実際会っているとの事 箪笥から出てきたらしい 監督談
完全大人バージョンのクリーチャー‼️
極め付けはペイルマン😳😳😳
これが凄い デルトロファンを唸らせるクリーチャーだ マジでキモくて怖いくて発想も凄い😱
王道のファンタジー展開にデルトロエッセンスが加算されたプロットはドキドキ💓ワクワクの連続 素晴らしい😀たまらない🤩称賛ですね♪
一方 現実社会の構成もお見事‼️
反政府ゲリラと義父のフランコ軍の攻防はスパイあり圧倒的暴力ありと見応えがあります。
11歳のオフェリアが体験する想像を絶する過酷な試練 
父の死 再婚 義父の圧力 母の妊娠
引越しによる環境の変化 内戦の現実
絵本の好きな少女が見る現実逃避の世界を匂わせる雰囲気が漂う……
違う‼️
オフェリアは魔法王国のプリンス 
妖精や迷宮の神パンはいる
純真無垢な少女にしか見えない世界🌍
ラスト オフェリアが下す決断‼️
天晴れでした。 ラストの展開はたまらない
涙😢涙😢の感動を与えてくれました。
最初から最後まで細かいところまで描く映像美は圧巻 ため息しか出ません😮‍💨
どちらとも取れるラスト 
私は断然ハッピーエンド派 😤😤😤
さすがデルトロ監督
ファンを唸らせる傑作でした。
赤髭

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