「パンズ・ラビリンス」に投稿された感想・評価

【人が深淵を覗くとき、深淵もまた人を覗いているのだ】

ファンタジーだけど、スペイン内戦の話が中核のような気がした。俺ら()が世界中でドンパチやってる最中にスペインはこんな状態だったのね…。
政治闘争だかで大戦には参加不能ってのは知ってたけど。軍とゲリラが戦闘してたりとか結構混乱していたのは意外だった。その渦中に巻き込まれた無力な少女。割と悲しい話でもある。

地下大帝国の魔物から少女は3つの試練を受ける。その過程、少女の成長や結末などが、ニーチェの名言に見事マッチしていた。深淵、、地下、、そう 物理的にも。

有名な例の目ん玉バケモン。期待通りでした。目を手の平にはめ込んで見えるようになる。ファンタジーチックでいい発想。
期待しすぎた感。世界観は好き。
すごくせめぎあう…
いいんだけど、好きだけど、そうくるのかー
という感じ。
オフェリアがただ可愛かった。
心優しいファンタジーかと思ったらけっこうパンチの効いた物語でした。
あとやっぱり千と千尋を思わせるストーリーなので千と千尋好きな人は観るべきです。

このレビューはネタバレを含みます

なぜかピーター「パン」のパンだと思い込み、夢見るような話を期待して観たら全然違う!

内戦終結後も続く戦いを通しての恐ろしい現実とファンタジーが混在するストーリー。

現実の場面では目を背けてしまう程の残虐な拷問シーンがあったりと、うっかり観るには怖すぎる!
ファンタジーの場面は魔法の王国の番人パンが怪しさたっぷりだったり、手の平に目玉のある怪物がグロテスクだったりするけど、ストーリーとしては確かにファンタジー⭐
あなたは王女様の生まれかわりなのです。と告げられて難題を解決していく展開や、魔法の本やチョークといったアイテムにもワクワクするし、枯木のうろの奥や魔法のチョークで壁に描いたドアの向こう側に不思議な世界が広がっているところもワクワクさせてくれる!

不思議の国のアリスとか秘密の花園みたいな、異世界とか自分だけが知っているみたいな感じは楽しめたけど、最後はやっぱり寂しかったな。
最後、オフェリアがパンと話しているシーンで、大尉にはパンが見えていないという描かれ方がされているけど、これは全てオフェリアの空想でパンなんて存在しないってことも考えられるよなぁ…。

脚を捨てるシーンとか、拷問のシーンは見られない…目をつぶってしまう…
メルセデスが生きていてくれたこと、ゲリラが軍隊に勝利したことがせめてもの救いなのかなぁ…

なんにしても夜1人で見るもんじゃなかった…
‪小さい頃一度みたけどやっぱりトラウマだった‬
‪スペイン内戦と、主人公の少女がおとぎの国に戻るための試練が同時に描かれてる‬
‪戦争の拷問も目玉の怪物も怖かった、治療とか出産も直視できなかった…‬
‪絶望ばかりが詰め込まれててめちゃ重い‬

‪誰かと考察し合うのは楽しそうだけどもう観ないぞ…‬
途中て見るのを止めたくなるほどグロテスクで陰鬱。
スペイン語の勉強のために鑑賞したけど、内容はただ痛々しさを加えた不思議の国のアリスだと感じた。
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