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ブロークン・アローのshoupoomoviesのレビュー・感想・評価

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)
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ジョン・ウーの世界観を、詰められるだけ詰め込んだ90年代の傑作アクション。

ジョン・トラボルタの悪役が異常な程ハマリ役でした。猫のようにも映るそのキュートなスマイルが、演技次第でこんなにも悪く映るというのは素晴らしいですね。
彼は1970年代「サタデー・ナイト・フィーバー」とか「グリース」でいわばアイドルだったわけですが、そのイメージで俳優としての仕事は全く振るわず。そこをタランティーノが再起動させ、ジョン・ウーのこの作品と、「フェイスオフ」で完全復活になります。彼ほどの俳優が10年ほどもくすぶっていたなんてもったいない。と今となっては思ってしまうのです。

あとはこの過剰なまでに計算され尽くしたアクションの数々。「男たちの挽歌」を見ればわかりますが、ジョン・ウーというのは予算さえあればいくらでも物を吹き飛ばしてしまうことが分かります。
もう、、アドレナリンドバー!!ですね(笑)。

若い頃のクリスチャン・スレイターはよく主演やってますが、案外(失礼)なかなか画になってますよ!
製作は「スピード」で成功を収めたマーク・ゴードンです。
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