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恋のエチュードのmikuのレビュー・感想・評価

恋のエチュード(1971年製作の映画)
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「なぜさわるの?」「あなたがこの世に生きてるから」イギリスの海辺の家があまりに美しく、3人でピクニックやテニスをしているさまが眩しかった。お互いがお互いを好きなのに結ばれないっていう心の機微は、身に覚えのある部分もたしかにある。だけれども、自分の好きな男を妹に紹介したり、そのあとでやっぱり愛し合ってしまったり、まったく共感はできなかった。若き恋の終わりと絶望。それを小説にして昇華しようとするだなんて、なんたる傲慢と憤りつつも、この頃のジャン=ピエール・レオーには恋しちゃうよね。
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