イヴサンローランのともちんのレビュー・感想・評価

サンローランが、どんな美術品を集めていたか、そして生み出す苦悩があった、ということが淡々と当時のパートナーから語られるドキュメンタリー。特にメッセージ性も感じられなく、なぜサンローランが服をやろうと思ったか、画期的なアイディアを試そうと思ったか、などその動機は語られることはない。
そしてなぜこのドキュメンタリーが作られることになったかも不明。『風立ちぬ』のような、サンローランのパートナー自分のための記録映画であるような気がし、残念だった。