名古屋の珍獣あーたん

ドラえもん のび太の魔界大冒険の名古屋の珍獣あーたんのレビュー・感想・評価

3.5
『もしも、魔法が使える世界になったら』

子供の頃一度は魔法の呪文を誰しも唱えたんではなかろうか。ワタクシはもっぱら『チンカラホイ』と唱えて、物体浮遊出来ないかと試しまくったものです。

現代に魔法があったら…某魔法学校の様な独特の世界観ではなく、いつのドラえもんの街に魔法が溶け込んだ世界が描かれている。自転車の代わりが、空飛ぶほうき。自動車の代わりは、空飛ぶ絨毯。置き換えがすごくしっくりくる。

ミヨコさんがカッコいい。長編ドラえもんに初めてドラミちゃんが登場するのも見ものです。よくできた妹だなぁ、の一言に尽きます。
魔界の独特の世界も引き込まれる。パラレルワールドの説明が子供でもスっと入るような説明。ジャイアンの歌は最強なんだなと体感する映画でもある。

見終わると今でもボソッと『チンカラホイ』と唱えたくなるそんな作品。