ドラえもん のび太の魔界大冒険のTNT840のネタバレレビュー・内容・結末

そもそも魔法にはそんなに惹かれないな、ていうのがあって★3ぐらい。それに、皆が怖いという石化やメデューサにはちょっと笑ってしまった。

中盤から「もしもボックス」の雑なパラレルワールド設定に「タイムマシン」要素が加わった事で色んな矛盾や疑問が生まれて、その事の方が気になって考察ばかりしてた（し、その方が楽しかった）。

特に、魔法世界から「お取り寄せバッグ」で机を取り寄せて、タイムマシンで過去に遡ると、ボックスを使う前の「元の」世界に戻ってきた、というのがいちばん訳が分らなかった。そこは魔法世界の過去に行くんじゃないの？本作のパラレル設定と矛盾してる気がしてならない。他にも科学が否定されてる世界に何故タイムマシンが残っている？とか、そもそも魔法世界では科学の塊ドラえもんはどう認識の存在なの？、とか。もう子供の頃のようには楽しめんね……。

設定上パラレル世界は放置しても問題なかったのに、そこで逃げずに落とし前つけに行ったのび太の男気に拍手。