山田

ドラえもん のび太の魔界大冒険の山田のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラえもん映画の5作目。言わずと知れた名作でありリメイクもされている今作ですがまともに観たのは初めて。遠足の帰りにバスで流してて石化したのび太たちの謎が解けるか解けないかくらいまでは観たことがあったけどこんなにホラー要素強かったなんて…魔物の描写もかわいくないし、魔王も地味に怖い。最後の赤い星なんてドラえもん抜きにしても当時のアニメでこんな直接的なイラストあったのか〜と妙に感心した。冒頭からしっかり伏線が練られていた事は面白かったし、パラレルワールド説や魔法世界と現実世界での常識の違いも面白かった。
「この展開ならこの道具か」って視聴者は閃いているけれどドラえもんとのび太は閃かない。だからこそ冒険が始まり困難な道を進むわけだけど、ドラミちゃんが登場してからの解決の速さは異常。翻訳コンニャク食べて巻物読むとか、タイムマシンに乗ってママがもしもボックス捨てる前に戻るとか、思いつかない方がおかしいだろと思うし寒さに凍えるシーンは何故テキオー灯じゃないんだ?って思った。笑
のび太がずっと優しくてバカなところと、出来杉くんが夢を見るのび太の話を「ぼくは笑わないよ」って聞いてくれるところが好きでした。
山田

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