ドラえもん のび太の魔界大冒険のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

藤子・F・不二雄による同名漫画を原作としたTVアニメ『ドラえもん』の劇場版シリーズ第5作である本作は、魔法に憧れを抱き空想に耽る毎日を過ごしていたとある日の夜に、ひみつ道具『もしもボックス』を使い"魔法の世界"を実現させるも求めていたものが得られず不満を募らせていたのび太が、簡単な魔法の一つでも習得しようと練習していたところあるトラブルをきっかけに出会った、"魔界接近説"を提唱する満月博士から恐ろしい話を聞かされたことで元の世界に戻すことを決意した矢先に『もしもボックス』がママに捨てられてしまい、魔界接近説の前兆だと聞かされた地震も発生し不安を覚えたことで翌日に満月博士のもとを訪れ詳しい話を聞こうとしていたところ突然自宅にやってきた、魔法によって猫に変えられてしまった満月博士の一人娘・美夜子から"魔界接近説"が現実味を帯び人類の滅亡が間近に迫っていたことから魔界へと向かい大魔王デマオンを倒すことを懇願され、ドラえもんや美夜子、そしてパラレルワールドのジャイアンたちを加えて運命に導かれるように悪魔たちとの戦いに挑んでいく様が描かれた作品となっているのだが、本作はこれで4度目の視聴となるがやはり何度観ても楽しめる作品であることに間違いはないですね。ドラミやひみつ道具『もしもボックス』の登場、パラレルワールドや魔界などIF世界が舞台であり、魔法と科学を対比しながらの伏線回収の心地良さが感じられる脚本の良さ、今観ても魅力は色褪せずただただ最後まで面白かった。ただわりとダークな印象を受ける大人向けのものとなっているので子供の視点では少しばかり恐怖を覚えてしまうかもしれませんね。それでも良作であり名作でもある本作はオススメできる作品ではありますが。