佳子

ドラえもん のび太の魔界大冒険の佳子のレビュー・感想・評価

4.2
チンカラホイ!!

記憶に残っている中で、1番古いドラえもん映画は、5作目。公開当時5歳。

我が家で初代猫を🐈飼い始めた年。
もと野良で、賢い彼女。絶対飼わないという母に隠れて兄妹3人で餌をあげる日々。
母が車で15分の山に捨てに行って、1週間以内に戻ってきたら飼ってあげるという鬼畜な約束(要は捨てたかった)をして、捨てに行きましたが、3日で帰ってきました。
みんなで狂喜しました。それから19年の長きを我が家のかけがえのない存在として過ごしました。

石になってしまったのび太とドラえもんの姿。人魚の誘惑のシーン、歩き回る木、石ころぼうし、もしもボックスで元の世界に戻したら、パラレルワールドが生まれこの世界は戻らない…。

物凄く怖かったけど、物凄く魅せられた。
人生ではじめてであったSF映画だったように思う。
今でも毎年ドラえもんは公開されるが、やはり藤子F不二雄先生は、本当に凄かったなと思う。初期の映画ドラえもんのクオリティは凄まじい。初期の8年くらいのドラえもんを超えるドラ映画はもう2度と作られないと思う。
佳子

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