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高原列車が走ったのseapony3000のレビュー・感想・評価

高原列車が走った(1984年製作の映画)
4.0
美保純ちゃんのインスタントな教師物語、に加えて鈍行列車の増発呼びかけから開通までのストーリー、小諸の田舎町を舞台にニューウェイブサウンド、ヤンキー高校生に原宿仕込みの純ちゃんファッションにてんこ盛りのうえテンポも演出もかなり微妙すぎる80sノリ。でも見るとこだけは盛りだくさん。九十九一に斎藤晴彦の時代。交番のおまわりは所ジョージ。国鉄職員はあまりにも異質な藤巻潤。イイ先生だけど…声がデカくて近くにいるとごめんなさい怖すぎる室田日出男。売春やってる生徒みつけてどっと感情落ちる純先生、妊娠退学上京流産のちUターンのカップル。可愛い柄のちゃんちゃんこにピンクのスケートシューズにスノトレ。ストーブの上にはピエールカルダンのヤカン(うちの実家にもありました)に黄色いテレビにオレンジ色のカラーボックス。雪のなか萩尾みどりが豪快に転ぶシーンがなんかよかった。あと山の中の乱闘シーンも良い。ラストのバイク並走から空撮も。「どろ犬」の監督・佐伯孚治の作品でした。
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