トノモトショウ

コーリャ愛のプラハのトノモトショウのレビュー・感想・評価

コーリャ愛のプラハ(1996年製作の映画)
3.0
社会主義体制の終焉へと向かう当時のプラハの状況をよく知らないとなかなか入り込めない気もするが、少年と男の心の交流の過程が自然に描かれていて良作に仕上がっていると思う。プラハの街並というか、あの空気感が作品全体を覆っていて物悲しいラスト・シーンを盛り上げている。