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オーシャンズ12のtomoのレビュー・感想・評価

オーシャンズ12(2004年製作の映画)
3.0
前作と比べると、前作のストーリーありきの展開や描写の地味さでちょっと見劣りする印象。
女性陣に活躍の舞台を与えようとしている感じはするけど、テスは「ジュリアロバーツがジュリアロバーツ役」という一発ギャグだけのために引っ張り出されたようなものでキャラクター設定含め全く役に立ってないし、キャサリンゼタジョーンズはやり手そうな雰囲気はあれど警察としての職務より元恋人への恨みや父親への感傷ばかりが強調されて結局なあなあになって何だかなあ。前回に引き続き、女性陣もっと倫理とか矜持を持てよ、結局女は感情的な恋愛脳ってことかよ、と若干興醒め。あ、でもライナスのお母さんはプロの顔と母親の顔が絶妙に混じり合っていいキャラだね。
昨今の過剰なポリコレの風潮はあまり好きじゃないが、中途半端に女性の役どころを作るくらいなら男だけの世界の話に徹した方がいい。ま、それで全員女性にした8はあまりに極端な方向に振れすぎだと思うけど。
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