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蛇鶴八拳の福福吉吉のレビュー・感想・評価

蛇鶴八拳(1977年製作の映画)
3.0
🐉 Jackie Chan-ISM Vol.006 🐉

蛇鶴八拳

◆あらすじ◆
少林寺の八大流派の師範たちは各流派の拳法を複合した「蛇鶴八拳」を生み出した。しかし、その後、その師範たちは行方不明になり、極意を記した秘伝書も消えてしまう。各流派の人々は秘伝書を求めて躍起になっていたところ、シー・インフォン(ジャッキー・チェン)が秘伝書を持っていることが明らかになった。最強の拳法を求めて人々はシーを襲うが、シーは身を隠すことなく撃退し続ける。彼にはある目的があった。

◆感想◆
ジャッキー・チェンの製作年の年齢:23歳

ストーリーが途中まで「秘伝書目当てにシーが敵に襲われる」から「シーが敵を撃退する」というワンパターンな展開になっているため、ジャッキーの様々なカンフーアクションで戦うので飽きるほどではないものの、もう少しストーリーとしての進展が欲しいように感じた。もちろん、その展開の中でシーに対して敵対的な勢力と友好的な勢力に分かれていき、それによる変化が後半に繋がるので無駄ではない。

本作では各流派の拳法家たちが多く絡んでいるため、ジャッキーだけでなく多くの登場人物たちのカンフーアクションが繰り広げられ、見応えがあった。後半のジャッキーのアクションはキレキレでカッコ良いのだが、着衣のまま戦うのは少し残念に思えた。この頃のジャッキーの上半身は鍛えられていてそれだけでも観る価値がある。

良くも悪くも正当なカンフー映画といった感じで、普通に面白かったと思います。

鑑賞日:2023年4月15日
鑑賞方法:Amazon Prime Video
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