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欲望の法則のアガナシInOUsのレビュー・感想・評価

欲望の法則(1987年製作の映画)
4.5
似たようなことしてる『神経衰弱ぎりぎりの女たち』の冒頭部と比べると見劣りするけれど、やっぱり冒頭ツカミの勢いは面白いです(というか、中間部に出てくる撮影シーンと相まって、セルフ・パロディーの感もある)。

あと、ちょっとジャンル横断的かもしれないです。中間部まではミュージカル映画にも匹敵するぐらいの音楽の使い方だけど、事件が起こってからは音楽の種類もガラッと変わり、サスペンスフルな展開に変わってる(最後の最後を除き)。あと、事件後のカルメン・マウラは、観た演技の中でも一番良かったし、なんなら『神経衰弱…』より面白いかも。
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