ちょくちょく挿入されるモノクロの夢の映像(妻のドナータ・ヴェンダース作)が、断然心地よかった。
最後の最後のカットに「現実から目覚めたい」っていう夢みたいな気持ちが、苦しくなるほど鮮明に表れてる気がする。ほとんどしっとりウルッと感動しながら観れるけど、最後の最後で「なにヌルッと観とんねん」って目>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
サン・ローランの制作・協力(特に衣装)らしくて、ちょっと驚いた。
いかにも「ブロークバック(=背中を痛めた)」な洒落の効き方とか、ワイン垂れ流しシーンとか、アルモドバルのちょっとした愛おしい部分を、>>続きを読む