Ryo

阪急電車 片道15分の奇跡のRyoのレビュー・感想・評価

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)
3.8
阪急ユーザーとして1度は観ておきたかったやつ。

普段ほとんど観ないほっこり系の映画やった。
作品のスケールは決して大きくないけど、日々の幸せって何やろなーってこととか、少しの勇気を持って踏み出すことの大切さについて考えさせられる良作。

全く異なるバックボーンを持つ人たちの人生が、電車の車両という一つの点で交差してるみたいな感覚は自分も日頃電車乗るたびに感じてて、今回そういう感覚が映像で補完されたような感じがした。

自分がこの映画みたいに知らない乗客と自発的に関わっていくことはないと思うけど、自分の人生も無意識のうちに見ず知らずの乗客の些細な言動に影響を受けたり、ともすれば自分が見ず知らずの乗客の人生に影響を与えたりもしてるんかなあとか考えたりもした(良い影響か悪い影響かはさておき)。

根暗やから電車の中で結構人間観察とかしてるけど、今後はそういう悪趣味にいっそう拍車がかかりそうな気がする。
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