ででん

鉄人28号 白昼の残月のででんのレビュー・感想・評価

鉄人28号 白昼の残月(2006年製作の映画)
3.0
大量破壊兵器「廃墟弾」と謎の傷痍軍人「残月」を巡るロボットアニメ。
横山光輝原作。同名漫画の劇場アニメ化。
キャラクターは昭和30年代の原作絵に近く、ロボットアクションが少ない代わりにドラマとサスペンスに重点が置かれていて、私の思い描く鉄人28号とはかなりズレがありましたが……それはそれとして、作画のクオリティの高さと終盤の熱量の高さで、見応えのある作品になっていたと思います。
戦後昭和の雰囲気が色濃く描かれているものの、当時の匂いや泥臭さはあまり感じず。一癖ある世界観やキャラクターも、平成アニメの娯楽性で観やすく楽しめました。
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