ま

南極物語のまのレビュー・感想・評価

南極物語(1983年製作の映画)
3.0
実話に基づいた有名日本映画。感動的なストーリー、情操教育にも良さそうな作品で子供と一緒に見れそう。犬好きな人に特にオススメ。

南極観測隊員達が大人の事情で犬15頭を現地に置き去りにしてしまう話。そもそもなんで置いていったの?っていうところが疑問ではあるのだが…

置き去りにすることを反対する者も当然いたり、国に帰った後犬達のことを思い苦悩する者もあり。置き去りにしたことで各方面から非難も受ける。そんな人間ドラマを高倉健、渡瀬恒彦、夏目雅子ら名優が演じる。

一方犬達は飼い主の帰りをジッと待つ忠犬ハチ公ではなく、広大な南極大陸を走り回る。撮影は本物の南極・北極で行ったそうで景色が綺麗で幻想的。メインテーマ曲も作風にピッタリで素晴らしい。

過酷な環境でも野性を取り戻し懸命に生きていく犬達。海に転落したり息絶えたりして一匹、また一匹と徐々に数が減っていくところが切ない…


そして1年の月日が流れ、主人公と感動の再開。犬は人間のことを忘れてはいなかった…

ラストシーンは「いや~犬って本当にいいもんですね~」と水野晴郎みたいになりました。
ま