CGを本格的に導入した初の映画、らしい
コンピュタープログラムが擬人化された世界に一人のプログラマーが取り込まれる話
雑に言うと派手なCGエフェクトが光る世界で悪のプログラム相手に大冒険
当時見たことがない人が見たとしてもこの点数から1.0とか2.0以上引かれると思うぐらいは制作背景に左右された感想
初見の頃は子供だった
今からすると子供だましな特殊効果もバリバリなポリゴンもとても新鮮だった
コンピュターネットワークやプログラムにプログラマー(ユーザー)という題材も新鮮だった
問題点もある
難解な題材なのに説明不足
今見ると低水準なCG
人間をデジタル化する超技術(試作段階の発明品らしいけどこれで世界支配すら可能そう)がチープな悪用にしか使われない
などなど
ただそれらの欠点さえも取り込んで、不思議で幻想的なサイバーワールドとして成立させてしまったのがこの唯一無二の映画だと思う
そういうわけでこの映画は尖りすぎていて、好みを直撃するか、かすりもしないか、極端な評価になる意欲作だと思う
少なくても自分には直撃した