nana

月曜日のユカのnanaのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
3.8
超個人的でポイント絞った感想
横浜中区の生まれ育ちなので街並みにも注目して観た
当たり前だけど今と全然違う
元町なんてこれはハイカラなの?お江戸み残ってないです?震災や空襲の後だけど
でも活気も全然違う、港だ…
本当にこんな感じだったのかな、関内の娼婦とかも
当たり前だけどニューグランドが変わってなくてちょっと感激
山下公園の氷川丸って泊まれたの…!
赤レンガ倉庫の横まだ列車残ってる!
ユカどの辺に住んでたんだろう?
どこかの高台…どこ?ガイジンさんいっぱいの山手には住めないかな?本牧方面?
全体的に道路が舗装されてない

画の切り取りが洒落てた
それも西洋の影響かな
いよいよ月曜日を迎えたユカちゃん、ちゃんと子供っぽいお洋服着てたよね
その後の船に乗るユカちゃんの艶やかさの対比が皮肉に感じる
時代ごとの喋り方、言葉回し、ユカのママ、なんか私の祖母とそっくりだ
ユカちゃんの素直さ、ママに植え付けられたであろうもの、どこまでが無意識でどこからが意識的だったんだろう

横浜に限らずかもしれないけれど
それでもやっぱり横浜は、表向きの華やかさとそのすぐの裏のネオンのやましい華やかさが同居していて、そそられるものがあるなあと思う
nana

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