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月曜日のユカのkuuのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.5
汽笛+横浜+ウィンク+モンローウォーク+アンプル+マリア像+お人形+棒読み+フェイスパウダー+ネックレス+ダンス◎



1960年代前半の横浜の港や街並みを堪能できるお洒落な作品です

お気に入りの昭和のモノクロ映画です!加賀まりこが可愛くて可愛くて😭💕
加賀まりこは和製べべ(BB)と言われていたんですね…べべはフランスのモンローだから!あのモンローウォークも深い意味があるんですね💡
加賀さんが子供の頃から憧れていたのはオードリー・ヘプバーンだそうで…あんなに可愛く生まれたら憧れるというより近付くといった感覚なのでしょうね💕

映画そのものは撮影技術を駆使して残念な結果になっているとも言われているそうです
また監督が泥酔していたため実際は後に名をはせる斎藤耕一が監督したそうです😲

ストーリーもなかなか衝撃的です⚡
ラストが特に気になります!答えをハッキリと見せない終わり方です
天罰か人災か…救いがあるのかないのか…わからないのがいいのかも知れません
また、ユカの子供時代の体験によるトラウマがショッキングです
禁止されたことにひたすら従うユカ…禁止されたこと以外には奔放なユカ
ユカの性への奔放さは問題行動のようにも思えますが…一方で博愛であり献身でもあり魅力的でさえあります
パトロンを「パパ!」と呼ぶユカが健気で可愛くて…ユカの周りの大人のクズっぷりが浮き彫りになります
ユカのような生き方はなかなかできませんが😅無邪気で自由なところは憧れてしまいます(笑)
最初から最後まで小悪魔加賀まりこを愛でる作品です🥂💕
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