月曜日のユカの佐藤克巳のレビュー・感想・評価

私のプライベート映画の極致。中平康、倉本聰、斎藤耕一そして、我がアイドル加賀まりこの織り成すハーモニーを、今また感じられて、幸せ。
戦後最初のテレビと映画を股に架けたアイドルは、加賀まりこ。ただ一人、完璧なヌーベルバーグ中平康の感性。軽快な脚本こそ冴える倉本聰。歌謡アイドル路線の巨匠、斎藤耕一（彼の正統な後継者は、金子修介）。鮮烈な映像は、不滅。日本のブリジット-バルドー加賀まりこ、万歳！