このレビューはネタバレを含みます
平和を広めよう
"憎しみの連鎖"って断ち切るのはかなり難しい
大切な友達が殺されたんだぜ?仕返しに行くだろ!
自分の友達を殺した奴がまだ生きてて、勝った気でいる世の中を生きるなんて惨めで耐えられるかよ!って私もダウボーイと同じように仕返しに行くと思います
でも主人公は違った
憎しみの連鎖から自分を離すことが出来た。これは本当に強くないと出来ないことだと思う。
それは父の教えがあり、
何より大切なのは父や彼女など抱きしめてくれる人がいたから出来たんだと思う。
事実は消えないし、憎しみも消えない、
だけど仕返ししたらまた仕返しされる。
憎しみは連鎖する、しかもその輪は誰までいくかどこまで広がるかわからない。
殺した後なんか生きた心地がしなかったと思う。
地元の道を歩くのもビクビクやろうなと。
ダウボーイはそうだったと思う。
でも最後「ここにまだもう1人兄弟がいる」って言ってくれてハグしてくれる奴がいた。それがダウボーイにとってどれだけ心の救いだったことだろうと。