ひな子

ボーイズ’ン・ザ・フッドのひな子のレビュー・感想・評価

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)
3.9
知を持ち合わせていても、大人になるにつれて、知すら敵わない社会の呪縛にとらわれる。
憎しみが憎しみを生み、復讐の連鎖が止まらない。

オンライン上で世界がひとつになった今、リアルでは人種を超えた人間理解ができているだろうか。

昨日、ある居酒屋で、店主が外国人観光客に対して酷いコミュニケーションをしていたことを思い出した。
わたしがメニューの説明だけでも助けてあげようとしたら、「ほっといてください」の一言。
そりゃそうだ、居酒屋という空間を店主がオーガナイズするのは当然で、わたしがしゃしゃるのは違う。
でも、、これだけのボーダレス社会で、異文化人を排除するなよ。
肌の色とか、出身地とか、思想とか、そんな仕切りを越えて、個人と個人の関係でコミュニケーションしようよ。。
ひな子

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