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ミッドナイト・イン・パリのtaominicocoのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.0
朝活90分ムービーのシリーズです。

わたくし、ウディ・アレンの作品はたいてい苦手なんですが、本作はすっっごくよかった!!!冒頭から引き込まれっぱなしでした。

そして、雨☔️降るパリの景観がとってもロマンチック。いい感じに現実逃避できました〜💕1日中雨が降っていている日に鑑賞すると、より本作の雰囲気に浸れる気がします。

一番の魅力は、オーウェン・ウィルソン。
演じたギルという男としてというより、オーウェン・ウィルソンとして、パリの夜の街で奇妙な出来事に遭遇しているようだった。
そんな、自然な感じがえらくよかった。

パリの夜のマジックですねぇ。
こんな不思議なことが起こりそうな雰囲気だもん。
鐘が鳴り登場したクラッシクカーに乗ってみたら、ジャン・コクトー主催のパーティだった。。。なんて!!
本当だったらいいなと、ワクワクしっぱなし。

著名なアーティストがそこかしこから登場してくるんだけど、ダリがそっくりで笑った。トム・ヒドルストン演じた、F・スコット・フィッツジェラルドは夢のように美しかったし、いろんな楽しみ方ができて90分があっという間でした。

現在はいつだって不完全で過去が「黄金期」って、核心かもしれない。
昔のことほど美しく思えるものですよね。

ウディ・アレン作、主人公が女性じゃないなら拒否反応が出ないかも。
ちゃんと見返してみようかなぁ。
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