しゅう

ミッドナイト・イン・パリのしゅうのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.5
 パリいいな~行ってみたいな~と思いながらゆるく楽しんだ。シンプルな設定に重すぎないテーマ、なんかお洒落な言い回し。あまり気負わず、村上春樹の小説読むくらいのテンションで観ればいいと思う。タイムスリップものって普通まあまあ精神力使うじゃないですか。話の中でやり遂げなきゃいけないミッションがやたら重いっていうか。過去のお母さんとお父さんをくっつけないと自分が消える!みたいな。この映画は全くそういうのが無い。タイムスリップして過去の人と話すだけ。他のタイムスリップものがファイナルファンタジーだとしたらこの映画はどうぶつの森みたいな感じというか。とにかくゆるい。疲れない。軽い。まことに平日向けの映画。
 ダリ⤴の人超良いなあなんか見たことあるなあと思って調べてみたら、グランドブダペストホテルに出ていたとのこと。ああいう顔の人3人くらい出てきたような気がする……。どれだ……。またもう一度観なければ。あと、いま大人気のトムヒ、はじめてロキじゃないとこ見た。普通にかっこよくてなぜかちょっと笑ってしまった。確かにフィッツジェラルドっぽい。謎の説得力。
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