古典主義のウディ・アレンが ホントに懐古に走ったら ここまでこだわってくるもんなんだね
すげぇシャレてて 王道な愛憎劇でも その脚色への力の入れようが まさしくパリに入り浸っていた芸術家達のオンパレードに仕上がってるから その辺に通じてる人には垂涎モノだろう
ただ教養がだいぶ要求される…ピカソやヘミングウェイ ダリあたりはまだしも ジェラルド夫妻やガートルードなんぞにゾクゾクする人がどんだけいるんだって話
正直知らん名前の人も結構いたなぁ ダリ役のブロディはもはやコメディだったしさ
実際 モネの庭のシーンは映画と絵画の境界線を見失うほど美しかったけど ジャケがゴッホ色全開だっただけに そこんトコが物足りなかった…
レア・セドゥは地味な数シーンでも どんだけ存在感と色香を残してくんだよ もう…
