とどのまつり

ミッドナイト・イン・パリのとどのまつりのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
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主人公と同様に懐古主義の強い自分にとってはかなり耳の痛い話であった。
「"現在"って不満なものなんだ、それが人生だから」ってセリフがもう全てだと思う。普遍的で決して解決しない不満を抱えながらも、「現在」をいかに良いものに変えていけるか、あるいは「現在」の良い面を見つめることができるか、これがいつの時代の人たちも直面してきた人生なのだと思った。
などと書いている最中も「山下達郎のサンデーソングブック」を聞いている私が懐古主義から脱するのは当分先のことになりそうです。