このレビューはネタバレを含みます
・これから見る人へ
「アニメを見るくらいの軽い心構えでみてください。」
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音楽良し、画良し。これだけで自分にとってはサイコー。話のテンポも良い。
アドリアナとギルが2人で道路を歩いてる画は美しすぎました。
俗に言う芸術や文学を取り扱った映画としては気楽に見れる部類だと思う。
自分に懐古主義的な部分があり、音楽、画も併せて個人的に強く刺さったため高評価。
あんまり考えずぼーーっと見ることをおすすめします。
楽しい映画ですよ。
・好きなセリフ
”現在”って不満なものなんだ。それが人生だから。
懐古主義を誰もが思うことのある「現実から目を背けたい」というところに広げて、それをこのセリフで回収する感じでしょうか。懐古主義は明らかに映画のテーマの一つな気がするんだけど、その回収はこのセリフ1つくらいです。
有名な文学作家とか画家の名前がいっぱい出てくるからそっちに引っ張られて難しく考えがちだけど、ボーッと見て画や音楽、テンポのいいストーリーに引っ張られたほうが楽しめるかな。