え、ちょっと何、この映画。ウディ・アレンのくせに、可愛すぎる、好きすぎるんだけど!こんな映画もとるのか!
もう、変態みたいなのやめて、こういうのだけ撮って欲しいよ!!
オーウェンウィルソンの、善良でちょっとダサい感じが、また、ハマっててすごくいい。アメリカ人の見るフランスという視点がすごく出ていて、一緒にパリに迷い込んだ気持ちになれる。偉人を前にオドオドしちゃう、ウィルソンがとにかくかわいい。童話みたいな優しさが作品に漂ってる。のに、ティム・バートンみたいなわざとらしさも、ディズニーみたいな華美な演出もない、自然な、懐かしさを感じるほどの親しみやすさを感じられる。
そして、チョイ役達の豪華なことときたら。。。 びっくりしたわ。
ベルファストや、最初の黄金時代の描写がとても、素敵。んな、バカな! みたいなことがたくさん起こっても、コミカルな音楽と、ウィルソンの計算され尽くした素人っぽさが、愉快な旅に連れて行ってくれる。
ただ、ウディアレンの他の映画よりも、メッセージにしたテーマは、少し曖昧だったのかも。割と、うん、それはそうだね、という内容で、 あまり新規性がないというか。私の読解力が甘いのかなあ。
うん、これは好き。オーウェン、気に入ってしまいましたよ!