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ミッドナイト・イン・パリのKMRのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.5
『「現在」って不満なものなんだ。だってそれが人生だから』―

多分つまらないんだろうなと思って睡眠導入剤のつもりで観たら思いの他面白かったのでそのまま最後まで観た。斬新なタイムスリップ系映画。

脚本家の男は、婚約者の女と旅行でパリに訪れた。
真夜中に道に迷った男は謎の車に乗せられた後、憧れの20年代のパリにタイムスリップし、そこでヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ダリ、ピカソといった有名な作家、芸術家たちに出会い、美女アドリアナに恋をする。
著名な作家たちが出てきたけど、名前だけで彼らの作品内容についてはほぼ全く知らなかったので、作品を読んでみて知りたいと思った。

現在って退屈な時代で、人間ってそれよりもっと前の時代が黄金時代だと感じるんだろうな。(例えば私がモダンな大正時代とか80年代のバブル世代に憧れるような感覚かな?)
でもパリの街は現代も20年代もベル・エポックの時代も全部素敵だった。
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