このレビューはネタバレを含みます
パリの美しさと人間の懐古主義を題材にした映画。
もう最初からイネズに対するヘイトはマックスになるのでもっとさっさと別れた方が主人公と視聴者のためではないかとも思う。
主人公がパリは恋の街だからと浮気は別にいいと言っていたけれども実際彼も彼ですぐに新しい恋を見つけるわけで人間の単純さというかそんなもんなのかという気持ちも感じる。
それにしても文学とか芸術を少しでも愛している者ならみんな、偉大な作家達に会えると思うと何の話しようかなと悩んでしまうのではなかろうか。作品に遺された謎の答えをこっそり聞いてみたくなる。