このレビューはネタバレを含みます
主人公がドナルドトランプに見える(どうでもいい)
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・芸術の都、パリの美しい街並みを描く
・真夜中のパリであの芸術家たちと邂逅する
着想はとにかくこの2点だと思う。
彼女の存在は昼間より夜のパリにワクワクさせるためのものだし。
それと彼女がいながら別の〜〜、というところでフランス文化の愛への造詣が深さを描く。
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夜中 雨 パリが素晴らしいのか分かんないけどああいう感性に共感してくれる人間がいるのは最高
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彼女の親父が探偵を雇って、探偵が巻き込まれてることで、もしかしたらタイムスリップは夢遊かもしれないって線が消えてる。探偵の話はたいしたオチもなく、クライマックスのための盛り上げのための空(から)って感じがするので、タイムスリップ体験に対する想像の余地を作ったほうがよかった?
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ストーリーとして筋通ってるんだけど、作風大好き、ではなかったかも。嫌いでもなく。
ふつうによかった。「まあまあ、パリ行ってみたくなったでしょ」ってなる作品。うん