ま

サブウェイ・パニックのまのレビュー・感想・評価

サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)
3.3
先に見たリメイク作「サブウェイ123」(ジョン・トラヴォルタ、デンゼル・ワシントン主演)は可もなく不可もなくって感じだったが、オリジナルの本作はなかなか味があって良かった。

地下鉄(列車)がテロリストに占領され、鉄道管制官や警察が交渉したりなんかするシンプルなストーリー。犯人の要求は身代金。要求に従わなければ乗客を順番に殺すとのこと。

緊迫感はそれほどでもないけどテンポは良く、犯人と交渉役・乗客らのやり取りも見どころ。
カッコイイ主人公がアクションで見せるとか、凄腕交渉人・警察官が出てくるわけでもなく、一般人ていう感じの人々が犯人とやりとりするところが逆に良かった。

身代金を渡すか否かで、ヘタレ市長が奥さんの一言で決断するところも笑えた(かかあ天下強し)。

ラストも意外な終わり方で派手さはないけど良い味出してるって感じの作品でした。
ま