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レインボウのimanoのレビュー・感想・評価

レインボウ(1989年製作の映画)
3.8
虹を掴みたい

ビクトリア朝時代の閉鎖的な田舎の家に生まれながら、自立を求めて生きる少女の成長をケン・ラッセル監督が描いた作品

監督の他作品の様な強いインパクトは無く、穏やかでドリーミーな映像が心地良い

裸体で自然を駆け回るシーンが印象に残る

中盤あたりで舞台が学校に移ってから、徐々にケン・ラッセルらしさが出てきます。逆にそこで若干疲れて全体的に長く感じてしまった

主人公のアーシュラや体育の先生など、進んだ考えの登場人物たちが魅力的でした
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