Tully

プリティ・プリンセスのTullyのレビュー・感想・評価

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)
3.7
女子高生のミアが実はジェノヴィアという国の王位継承者だったことを急に知らされる話です。彼女は目立つのが苦手でクラス内の討論会でも吐き気を催してしまう始末です。そのような彼女が外見だけでなく内面まで変わっていく様や周りの様子の変化などが描かれています。ミアを演じるのは「プラダを着た悪魔」でお馴染みのアン・ハサウェイです。「プラダを着た悪魔」や「デンジャラス・ビューティ」と同様にイケてない女性の見た目が美しく洗練されたものへと変わっていきます。ただ、これらの女性とミアとではその他の点で違いが見られます。それはミアには秀でたものや得意なことが特にないからです。このことが特別視せずに身近な存在として感じられるのではないかと思われます。ミアの親友とその兄は本当に血が繋がっているのだろうかと思ってしまいました。ディズニーの映画らしくラストもきれいにまとめられていて安定感はありました。シンデレラストーリーなので女性向きの映画だと思います。
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